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2007年10月06日(土) 01時27分

横田 めぐみさん43歳の誕生会 横田夫妻、誕生会を前に急きょ町村信孝官房長官と面会フジTV

南北首脳会談をめぐって、福田首相は韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と電話会談し、拉致問題へ言及したとの説明を受けた。こうした中、横田 めぐみさんが43回目の誕生日を迎えた。
5日、東京のホテルで、めぐみさんの43歳の誕生日を祝う会が行われた。
横田 めぐみさんの母・早紀江さんは「悲しみをのみ込んで、これからも頑張っていきたいと思うので、見守ってください」と気丈に振る舞った。
本人不在の誕生日は、2007年で30回を数える。
2002年9月17日、当時の小泉 純一郎首相が訪朝し、拉致問題解決への期待が高まった。
しかし、北朝鮮は「めぐみさんはすでに死亡した」と発表した。
2002年10月5日、横田 めぐみさんの父・滋さんは「生きていることを信じて、昨年同様にささやかな誕生会を開いたわけです」と話した。
そして2006年、めぐみさん42歳の誕生日には、めぐみさん拉致をテーマにした映画の試写会が行われた。
7月に北朝鮮がミサイルを発射し、9月に安倍政権が誕生するなど、制裁強化の気運が高まる中で迎えた誕生日だった。
6カ国協議は、米朝の接近により圧力が成りを潜め、安倍首相も退陣するなど、拉致問題をめぐる環境は一変した。
2007年は、めぐみさんの誕生日を前に、6カ国協議、南北首脳会談と拉致問題にかかわる重要な出来事が続いた。
横田夫妻は、誕生会を前に急きょ、町村信孝官房長官と面会した。
町村官房長官は「引き続き、対話と圧力ということで、全力を挙げていきたいと思う。ちょうど総裁選挙のさなかではありましたけれども、『自分の手で解決をしたい』と、こういうことを福田首相も述べていた」と述べた。
町村官房長官を通じ、拉致問題解決への決意を伝えた福田首相は、韓国の盧武鉉大統領と電話会談を行った。
福田首相は「日朝関係は解決したいという期待があるような返事が(金総書記から)あったというような感じで、わたしは伺っておりました」と述べた。
南北首脳会談の際に、盧武鉉大統領は福田首相のメッセージを金総書記に伝え、日朝関係の改善を呼びかけていた。
highlow highlow 2007/10/06 01:27

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