記事登録
2007年10月05日(金) 11時57分

母親殺害の少年を家裁送致 「刑事処分相当」と地検東京新聞

 福島県会津若松市で5月、県立高校3年だった少年(17)が母親を殺害、首や腕を切断したとされる事件で、福島地検会津若松支部は5日、殺人などの非行事実で、少年を福島家裁会津若松支部に送致した。

 福島地検は精神鑑定の結果を踏まえ、少年の刑事責任能力を問えると判断。「刑事処分相当」との意見を付け、検察官送致(逆送)を求めたとみられる。

 家裁は今後、犯行に至った経緯などを調査し、少年審判を開くかどうかを決める。

 これまでの調べによると、少年は5月、自宅アパートで就寝中の母親=当時(47)=を殺害。頭部をバッグに入れて外出、インターネットカフェなどに立ち寄った後、会津若松署に自首した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100501000338.html