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2007年10月05日(金) 08時09分

個人医療情報をウェブ管理 米MSが無料サービス東京新聞

 【ニューヨーク4日共同】米ソフトウエア最大手、マイクロソフトは4日、個人の医療情報をウェブサイト上で管理し、簡単に閲覧、利用できる米国向け無料サービス「ヘルスボルト」を開始した。本格的に普及すれば、これまで個々の医療機関に分散していた個人の医療情報を統合、一括して管理できる。

 情報は利用者が指定した病院や医師、薬局などでも活用が可能。医療機関は患者の病歴などを把握することが容易になるため、診療の効率化が期待できそうだ。

 利用者は医療機関などから提供された、診療内容や投薬歴、アレルギーなどの医療情報をウェブ上に蓄積、管理する。検査機器からオンラインで直接データを登録する取り組みも進める。

 マイクロソフトは同サービスと連動する形で幅広い医療情報を提供するサイトを運営、掲載する広告で収入を得る。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100501000065.html