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2007年10月05日(金) 12時41分

ジャニーズは、どんどん結婚しちゃえ!ツカサネット新聞

先日、ジャニーズのグループのひとつ「V6」の井ノ原快彦さん(31)と女優の瀬戸朝香さん(30)が結婚することが正式に発表され、大変驚いた。

過去、ジャニーズ事務所のアイドルタレントのなかには、永年交際をしているカップルが何組かいたが、たいていは永すぎた春にピリオドを打ってきたからだ。その大きな理由として、アイドルの結婚を認めないという事務所の伝統的な考え。また、先輩を差し置いて自分が結婚することはできないという遠慮もあったからだと思う。

その昔、「シブがき隊」という同い年の3人グループがあった。そのグループが解散(解隊)した後だったが、薬丸裕英さん(41)がアイドル歌手の石川秀美さん(同)と当時24歳で結婚した。その後、ほかの2名もそれぞれ結婚して家庭を持っている。

薬丸さんの結婚話が出て、しかも「できちゃった婚」だとわかったとき、芸能レポーターたちはさぞかしうるさいだろうなと思った。ところが、案外と寛容で、むしろ若いふたりを祝福するような声が多かった。

その後、結婚して子どもを産んでも仕事を続けるという風潮が、特に女性アイドルタレントに多く見受けられるようになった。しかも、妊娠中の大きなお腹を隠すわけでもなく、自然体でテレビ出演する人も増えてきた。そういった意味では、男性アイドルのほうが遅れているのかもしれない。

もちろん、自分の好きなタレントが結婚して家庭を持ってしまうと、自分の手が届かないところに行ったみたいで、失望するファンもいるだろう。しかし、アイドルである前に、ひとりの人間だ。せっかく出会い、永年交際を続けながら結婚に踏み切れないで、自分はもちろんのこと、相手をキズつけるくらいなら、さっさと結婚したほうがよほどいい。

私たちの時代、アイドルだった男性歌手のほとんどは、時期の差こそあれ結婚して家庭を持っている。その姿をみると、正直ほっとする。アイドルは、その時代を象徴する存在なので、ファン層もそのアイドルと同世代の人が多い。

同じ時代を生きたファンなら、アイドルタレントがひとりの人間としてしあわせをつかむ姿を祝福すべきではと思う。

結婚を躊躇しているジャニーズのメンバー、目の前にいる大切な人を逃さないように! 井ノ原さんに続いて、どんどん結婚しちゃえ!


(記者:翔子)

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