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2007年10月05日(金) 12時02分

判決で求刑8倍の罰金=都知事選候補の外山被告−鹿児島地裁時事通信

 鹿児島市内で道路交通法違反罪に問われた元東京都知事選の立候補者で職業不詳外山恒一被告(37)に対し、鹿児島地裁が求刑の8倍に当たる罰金12万円を言い渡していたことが5日、分かった。外山被告は一方通行の道路を逆走したなどとして起訴されていた。同被告は控訴する方針。
 渡部市郎裁判官は2日の判決で、「交通の危険をはらんだもので、看過しがたい」と指摘。「反省の態度はみじんもみられず、独自の見解に基づく理論は採用に値しない」とし、罰金12万円(求刑罰金1万5000円)を言い渡した。
 判決によると、外山被告は2006年1月17日、鹿児島市内の一方通行の市道をバイクで逆走。同年7月10日には、鹿児島から宮崎方面に向かう国道で、法定速度を20キロ超過し、時速50キロでバイクを運転した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071005-00000061-jij-soci