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2007年10月04日(木) 00時00分

県内でも1000万円出資者…L&G出資法違反事件読売新聞

 健康商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」の出資法違反事件で、県消費生活センターにも15件の相談が寄せられていたことが分かった。県内でも1000万円の出資者がいたという。

 同センターによると、相談は2004年4月〜今年8月末までに30歳代から50歳代までの男女15人から寄せられた。このうち実際に投資したのは4人で、100万円台が1人、300万円台が2人、中には1000万円を投資した人もいた。

 相談内容は「解約したくて、会社に文書を送ったが、解約できないとの文書が届いた」などが主だった。県内では主に口コミで広がり、同センターは「配当が30%を超すというのは、過去の例から見ると、あり得ない。うまい話には注意してほしい」と話している。

 同社は、「円天」と呼ばれる独自通貨や高額配当と引き換えに、全国で総額1000億円を集めたとされ、同社は年36%の配当をうたっていたが、警視庁が3日、全国で強制捜査に着手した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news003.htm