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2007年10月04日(木) 14時39分

武蔵川部屋で傷害事件、部屋付き親方がちゃんこ番殴る読売新聞

 東京都荒川区東日暮里の大相撲武蔵川部屋で今年6月、部屋付きの山分(やまわけ)親方(35)(本名・西崎洋、元小結和歌乃山)がけいこ中、元力士で同部屋のちゃんこ番の男性(30)を棒で殴りつけるなどして両腕にけがを負わせたとして、警視庁荒川署が傷害容疑で書類送検していたことがわかった。

 相撲界では、今年6月に時津風部屋で序ノ口力士の斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)がけいこ中に急死した事件が起きており、相撲界の体質に、さらに批判が強まりそうだ。

 調べによると、山分親方は今年6月18日午前10時半ごろから約30分間、武蔵川部屋のけいこ場で、男性にダンベルを持たせてビールケースの上で仕切りの時にとる蹲踞(そんきょ)の姿勢をさせたり、若い力士とぶつかりげいこをさせたりしたうえで、「気合が入っていない」などと言って包帯をまいた竹ぼうきで両腕を繰り返し殴り、全治2週間のけがを負わせた疑い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071004-00000006-yom-soci