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2007年09月27日(木) 00時00分

市・環境局でカラ残業…「見張り番」読売新聞

8000万円返還求め、監査請求

 大阪市環境局西北環境事業センター(同市西淀川区)で組織的なカラ残業などが行われたとして、市民グループ「見張り番」は26日、職員に1996年以降の超過勤務手当など約8000万円を返還させるよう求める住民監査請求を行った。

 見張り番によると、情報公開請求で入手した超勤命令簿や職員証言から、同センターの主任3人が組合事務所で時間を費やしたり、職場に出ても仕事をせず超勤手当を受給したりしていたことがわかったという。

 また、2005年にカラ残業で大量処分を行った市は、超勤命令簿に本人が理由を詳しく書くよう指導しているが、違う職員なのに同じ筆跡で書かれた命令簿が見つかったとしている。

http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/kaikaku/oc70927b.htm