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2007年09月21日(金) 23時01分

核物質、ネットで違法購入=島根大と教授を書類送検−県警時事通信

 研究用の核燃料物質をインターネットで米国の業者から違法に購入していたとして、島根県警生活保安課などは21日、原子炉等規制法(譲り受けの制限)違反の疑いで、島根大学(松江市)と同大総合理工学部の教授(55)を松江地検に書類送検した。
 調べなどによると、同学部に在籍していた中国人の研究員が2005年9月、研究に使用する酸化ウラン、金属ウラン、酸化トリウム計約2.8グラム、約11万円相当をネットで米国の業者に発注。教授は同研究員が帰国後の06年6月、届いた核燃料物質を受け取り、学内の保管庫に搬入した疑い。
 同課によると、教授は研究員に注文させたことを認めているという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000216-jij-soci