記事登録
2007年09月21日(金) 23時15分

ネットオークションで犬の薬を違法販売産経新聞

 犬の寄生虫病「フィラリア」の予防薬をネットオークションで違法に販売しようとしたとして、大阪府警西署などは薬事法違反(無許可の販売目的貯蔵)の疑いで、大阪府豊中市若竹町、獣医師、小林克也容疑者(40)を逮捕した。小林容疑者はこれまでにネットでフィラリア予防薬などを市価の約3分の2の価格で無許可販売し、約500万円を売り上げていた。「診療所の経営が苦しかったので収入が欲しかった」と容疑を認めているという。

 調べでは、小林容疑者は今月19日ごろ、自身が経営する箕面市牧落の動物診療所にフィラリアの予防薬計7箱をネットオークションで違法に販売するため、無許可で保管していた疑い。

 薬事法では、獣医師が診療や治療に伴い動物に投薬を行うことは認めているが、薬を販売するためには薬剤師を置き、届け出るよう定めている。

【関連記事】
「戦争映画カッコよかった」模造拳銃100万円売り上げ
ワニ騒動 34歳男「ネット競売で入手、日光浴を…」
格安ネット販売のiPod…実は“発注”盗品
児童買春が6割増加 サイバー犯罪も過去最多
ちびっ子ブーイング…大人が荒稼ぎ「ポケモン」スタンプラリー

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000943-san-soci