記事登録
2007年09月18日(火) 17時01分

ぶっ飛んだ見出しと記事の新聞東スポの秘密をさぐってみた!R25

「羽●研●、売春斡旋」…えっ!? と思ってキヨスクで120円を出す。急いで広げると、二つ折りされた裏側に『疑惑』の文字。やっぱねぇ…。これまで何度ダマされたかこの新聞に。でも買っちゃうんだよね、コレ。新聞の名前は東京スポーツ、略して東スポ。R25世代も一度は読んだことあると思うけど、スポーツ新聞と謳いながら、どっちかといえば“マユツバ”な芸能記事や真ん中あたりの“ムチムチプリン”な記事の方に目がイッて肝心のスポーツ記事を読み忘れる(笑)。そして、東スポといえば絶対ハズせないのが一面の“見出し”だ。

【小倉キャスター生放送中カツラ落ちた】【衝撃写真カッパ発見】【デーブスペクター埼玉生まれの日本人】【TMレボリューションと堺すすむは親子だった】【宇宙人撮った白昼堂々道路横断】【ネッシー遂に生け捕り】【人間がカエル出産】…どれもこれもぜ〜んぶ過去の見出し。ウソでしょ?と思うものばっかりなんだけど、「無」から「有」を生み出そうとする、ちょっとした“創造力”にミョーに感心しちゃう自分がいるから不思議だ。こんだけテキトー(失礼!)な見出しで苦情なんて来ないんですか。

「クレームはほとんど来ませんね、むしろ、問い合わせの方が多いくらいです」(東京スポーツ新聞・法務広報室)

それにしても…よくこれだけ面白い見出しや記事を書きますね?

「とにかく既存のスポーツ紙と一線を画したかった。夕刊紙としてエンターテインメントたっぷりな独自の“東スポワールド”を目指しています。苦情が来ないのもその辺りを理解してもらっているからでは」(同)

記事のウラにそんな心意気があったとは。

「ウチは一面の見出しをネタにされますが、スポーツや芸能のスクープは定評があるし、他紙を圧倒する情報量の競馬面や格闘技面にも注目してほしい」(同)。

すみません、全部スルーしてるとこばっかりでした(笑)。
(R25編集部)

「東スポ、伝説の素晴らしきバカ見出し」を見る

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

■「雑学」に関する過去のイチ押し記事
“『今年のロボット』大賞”のロボット達に会ってきました!!  (2007.02.08)
“ゲシュタルト崩壊”に“錯視”錯覚のメカニズムって?  (2007.04.05)
〈工場〉、〈団地〉に共通する魅力って、どこにあるのかな?  (2007.04.26)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070913-00000014-rec_r-ent