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2007年09月18日(火) 17時01分

母乳成分でお腹が元気!?オトコ向け「おっぱい講座」R25

近ごろ、母乳成分を配合したシャンプーやサプリが話題になってますね! 母乳成分て…妙に本能を刺激されちゃいますね〜。それにしても、母乳ってなんなんだ、あれは! お、おいしいのか!? そんなにおいしいのか! ってことで、調べてみました母乳のABC!

A.なんと母乳の原料はママの“血液”!

簡単に説明すると、女性の体は妊娠すると乳腺組織が発達し、母乳の生産準備を始めます。そして出産後、赤ちゃんがおっぱいを吸った刺激で、脳から母乳生産を促す指令が出されます。すると、おっぱいの内部で毛細血管が血液を加工し、母乳を生産・配送するんです。ちなみに、血液である母乳が白く見える理由は、ガゼインミセルという成分が光に当たって乱反射するためだとか。

B.母乳は高機能ドリンク!

栄養素やビタミンだけでなく、母乳には赤ちゃんを細菌から守るための免疫成分がタップリ。なかでもラクトフェリンは大人にも有益な成分。免疫力を高め、整腸にも効果があり、市販のヨーグルトなどにも配合されています。さらに、ママのおっぱいには信じられない機能が! 吸い始めは毎回糖分を多めにして赤ちゃんの食欲をそそり、終盤は脂肪分を多めにして満足感を与えるなど、無意識に母乳の味を調節しているのです! 甘味からコクへ…う〜ん、おかわり!

C.けどママには困難も多いみたい。

乳頭が詰まっておっぱいが腫れることもあれば(つまんで開通する)、しばしば赤ちゃんの強い吸引力で乳頭が切れてしまうことも。代わりに母乳を出してあげることはできないが、パパにできることはないんスか!?

「パパは授乳以外の育児や家事を積極的に手伝ってあげて。それだけ(笑)。母乳はママと赤ちゃんの最高のコミュニケーションですから、うまくいくようにママを支えてあげてくださいね」(医学博士の林田涼子先生)

押忍! 将来のパパデビューにむけて、まずはドラッグストアで買える“母乳成分”で予習だ! いや、ママ探しが先か…
(R25編集部)

「母乳に含まれている注目の成分」を見る

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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