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2007年09月18日(火) 19時02分

リタリン不適切処方で立ち入り=新宿のクリニックに−東京都時事通信

 依存性の強い向精神薬「リタリン」を、必要がない患者に不適切に処方していた疑いがあるとして、東京都と新宿区は18日、医療法に基づき同区内の心療内科診療所「東京クリニック」を立ち入り検査した。実態を把握した上で改善指導を行う方針。
 都によると、リタリンは本来、難治性のうつ病や睡眠障害のナルコレプシーなど限られた症状への処方しか認められていないが、同クリニックでは十分な診察をせずにリタリンを処方していたほか、処方後に副作用の経過観察を怠っていたなどの疑いが持たれている。診療をせずに希望する患者にリタリンを処方した例もあるとみられている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000123-jij-soci