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2007年09月15日(土) 16時14分

小泉純一郎と山口智子は似ているツカサネット新聞

安倍首相が辞意を表明し、次期首相は誰になるのか? 政治の世界ではそれだけが話題となっています。そんな中、次期首相候補に小泉純一郎の名前も上がってきた。小泉チルドレンが担ぎ上げようとしたため、名前が出てきたようです。しかし、小泉純一郎本人は出馬する気がないことを表明しました。

小泉純一郎で思いつくのは、人気があるということです。その人気は下降気味であった自民党が、選挙で大勝までしてしまったほどです。そして小泉チルドレンなどという言葉まで作られました。

彼は任期を全うし、その後も続投して欲しいという世間の声にもかたむけず、総理の席を安倍晋三に譲りました。人気もまだまだあり、体力的にもまだ続けることは出来たのではないかと今でも思います。しかし彼は綺麗に去っていきました。

今では時々マスコミの前に姿を見せる程度です。

今回、総裁選に出ないという話を聞いた時に思い出した人がいます。それは山口智子です。

山口智子の職業は女優です。90年代連続ドラマの主演級の役をいくつもこなし、人気もかなりありました。その中でも印象に残り大人気ドラマとして有名なのが「ロングバケーション」です。

このドラマで彼女の人気は最高潮に達しました。彼女の次のドラマを楽しみに、どんな役をやるのか、相手役は誰になるのか、多くの人が待っていました。しかし彼女はロングバケーション以降、連続ドラマの世界に戻ってきていません。

人気絶頂の中、オファーは沢山あったと思います。彼女自身に何かしらの理由もあるのでしょう。結婚もし家庭もある。何かしら遠ざかる理由があるはずです。

しかし私が考えてしまうのは、守りに入ってしまったのではないかということです。下手なドラマにでて、イメージを崩すようなことは危険だと考えたのではないかと、思ってしまうのです。

それは、小泉純一郎が今回総裁選の出馬辞退を聞いた時にも感じたことでした。連続ドラマの主役であったり、総理大臣というのは、その世界の人であれば何度でもやりたいものでしょう。

しかし、良いイメージを持ってもらってしまったことにより、次の1歩を踏み出すことに躊躇してしまっているように思えるのです。リスクを恐れ勝負に出られない、この小泉純一郎と山口智子の二人を見ているとそう感じるのです。

小泉純一郎と山口智子、似ているように感じます。

(記者:amu)

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