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2007年09月12日(水) 12時45分

公共工事業者から寄付 若林農水相の政党支部朝日新聞

 若林農水相(参院長野選挙区)が代表を務める「自民党長野県参議院選挙区第1支部」が、若林氏が立候補した04年7月の参院選投票日の直前、国の公共工事を受注している長野市内の建設会社から25万円の寄付を受けていたことが分かった。公職選挙法は、国と契約関係にある企業などが国政選挙に関連した寄付をしたり、候補者が寄付を受けたりすることを禁じている。

 政党支部の04年分の政治資金収支報告書などによると、建設会社は04年に6回、8万円ずつ寄付しているが、投票日2日前の04年7月9日には25万円を寄付している。

 同社の役員は「自民党員なので定期的に党へ寄付している。選挙のためというわけではない」と話す。政党支部の会計責任者は「年間を通じて応援してもらっている企業だが、念のため事実関係を確認している」と述べた。

http://www.asahi.com/national/update/0912/TKY200709120153.html