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2007年09月12日(水) 17時31分

余剰金計886億円=NHK関連33団体で−「財政寄与望まれる」と会計検査院時事通信

 NHK関連33団体の2005年度末の余剰金が計886億8800万円に上ることが12日、会計検査院の調査で分かった。検査院は「資産状況などを勘案して特例配当を要請するなど、NHKの財政に寄与させることが望まれる」との所見を付けた。
 検査院によると、余剰金の内訳は、子会社21社の利益剰余金計759億4800万円、関連会社4社の利益剰余金計48億2800万円、関連公益法人8団体の内部留保額計79億1100万円。
 前年よりも2団体減ったが、総額は約36億円の増加で、特に子会社は「全体として財務面の健全性が高く、十分な財務上の余力がある会社が見受けられた」という。

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