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2007年09月11日(火) 20時01分

携帯メールで夕張支援 募金システム開発、スタート朝日新聞

 財政再建団体、北海道夕張市の高齢者や市民を支援しようと、携帯電話向けメール広告を利用した募金システムが開発され、11日から運用を開始した。

 同市社会福祉協議会による老人福祉会館の運営が危機に瀕(ひん)していることを知った北海道ボランティアサポートセンターの山口幸雄センター長がIT関連ベンチャー企業ワースワイル・ドット・コムに相談して開発した。

 「ゆうばりメール募金」と名付けられ、携帯サイト(http://www.just.st/500000)から会員登録すると、まず100円が、また、登録後に送られてくる希望分野のポイント付き広告メールをクリックするとポイント数と同額が、広告主から夕張市に自動的に寄付される仕組みだ。

 募金は広告主によって行われ、利用者は通常の通信料を負担するだけ。募金は主に福祉会館の運営費の一部に充てられ、詳細はウェブサイトで公表される。

http://www.asahi.com/national/update/0911/TKY200709110475.html