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2007年09月06日(木) 12時47分

好景気イギリスに執事ブーム到来COURRiER Japon + hitomedia

執事が足りない──。労働党政権のもと好景気が続くイギリスでは、意外な職種が脚光を浴びている。億万長者の数が4年前に比べ3倍に増加、短期間で富豪層が増えたことが大きな要因と考えられる。 「急に富豪層に仲間入りした彼らは、執事を通し上流社会のマナーを学ぼうとしている」と元ベテラン執事、アイバー・スペンサー(81)は分析する。
執事になるには6週の研修が必要だが、年収は4万〜10万ポンドと大卒者より高いこともある。上流階級に混じりジェット機で旅をするなど、生活は華やかだ。
しかし、良い面ばかりではない。勤め先の家族を最優先に考えなければならず、独身のままの執事も多い。映画『日の名残り』の執事のように、女中に思いを寄せることだってあるのだ。

フランクフルター・アルゲマイネ(ドイツ)より。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070906-00000000-cou-int