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2007年09月05日(水) 10時08分

「はせがわ」など計24社流出 トーマツ発表西日本新聞

 西日本新聞社などのデータ流出問題で、監査法人トーマツ(東京)は4日、監査関与先24社の企業情報と個人情報が、職員のパソコンからインターネット上に流出したと発表した。個人情報は約7000件に上るが、今のところ不正利用は確認されていないという。

 24社のうち1社は西日本新聞社。このほか仏壇仏具販売のはせがわ(福岡市)は、自社のホームページで顧客情報流出の事実関係を報告した。

 同法人によると、この職員は、会社が持ち出しを禁じている監査関与先などの情報を個人所有のパソコンに複写。パソコンにインストールしたファイル交換ソフト「ウィニー」経由でウイルスに感染した。8月29日、外部からの通報で流出が判明した。

 トーマツ広報室は「多大なご迷惑をかけ、深くおわびしたい。すべての社員と職員に誓約書を書かせ、再発防止を徹底する」と陳謝した。

=2007/09/05付 西日本新聞朝刊=

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070905-00000002-nnp-l40