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2007年09月04日(火) 13時08分

県裏金問題:返還は「自主的に」 知事、法的責任には触れず /宮崎毎日新聞

 県庁の裏金問題で一部返還する考えを示している東国原英夫知事は3日、定例会見で「(返還方法は職員の)自主的なものになる」と述べた。これまで物品の架空請求による「預け」の手口で2億4600万円の裏金作りが判明しているが、返還は職員の自発的なもので、法的な賠償責任は問わない方針を明らかにした。
 裏金問題では、同様に発覚した長崎県が「預け」や、請求書とは違う物品を買う「書き換え」の一部を職員が自主返還している。
 また、会見で宮城県などで問題になった県警の捜査報償費の不正使用による裏金作りについては「調査はしていない。今後、他県の様子を参照しながら考えたい」と述べた。【中尾祐児】

9月4日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070904-00000152-mailo-l45