2007年09月04日(火) 14時04分

小林温参院議員、公選法違反事件の引責で辞職の意向（読売新聞）

　７月の参院選神奈川選挙区で当選した自民党の小林温（ゆたか）議員（４３）は４日、自らの陣営の出納責任者らが公職選挙法違反（日当買収）の罪で起訴された事件の責任を取り、議員辞職する意向を固めた。

　同日夕に記者会見して発表する。小林氏の辞職により、公職選挙法の規定で神奈川選挙区で次点だった公明党の松あきら・前参院議員（５９）が繰り上げ当選する。

　小林氏は７月の参院選で、神奈川選挙区から自民党公認で立候補。２位で２回目の当選を果たした。逮捕された出納責任者が買収の罪で罰金以上の刑が確定すれば、小林氏の当選が無効になり失職する可能性があった。

　国会議員が失職、または辞職した際に、参院選挙区では投票日（７月２９日）から３か月以内の場合は、法定得票に達した次点候補者が繰り上げ当選する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070904-00000006-yom-pol