2007年09月04日(火) 13時14分

小林参院議員、辞職意向固める（産経新聞）

　今年７月の参院選で神奈川選挙区から当選した自民党の小林温参院議員は４日、選挙事務所の出納責任者が公選法違反の罪で起訴されたことを受けて議員辞職する意向を固めた。自民党関係者によると、小林氏は同日中にも参院議長に辞職願を届け出る予定。
　小林氏をめぐっては、選挙事務所の関係者が横浜市中区の選挙事務所などで７月２９日ごろから８月１日ごろまでの間、運動員２４人に選挙運動の報酬として現金計１５３万円を支払ったとして、横浜地検が公選法違反（買収）の罪で出納責任者、鈴木美香容疑者（３３）と、自民党神奈川県連職員、山口聡容疑者（３４）を起訴している。出納責任者は公選法の連座制の適用対象で、罰金以上の刑を受けて連座制が適用されれば、小林氏の当選が無効となり、同じ選挙区から５年間立候補が禁止される。
　小林氏の辞職が決まると、次点は公明党前職の松あきら氏の繰り上げ当選となる。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070904-00000912-san-pol