横浜市神奈川区のアパートで1日早朝、家宅捜索しようとした警視庁の警部補(41)が銃撃され、重傷を負った事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された元山口組系暴力団幹部の福原真澄容疑者(37)が神奈川県警の調べに、「高速道路の路肩に車を止め、拳銃を捨てた」と供述していることが4日わかった。県警は、大阪府内の高速道路から捨てたとみて場所の特定を急いでいる。
調べでは、福原容疑者は1日午前5時20分ごろ、警部補を銃撃し、拳銃を持ったまま逃走した。2日午後に大阪府警の捜査員が福原容疑者の身柄を確保した際には、拳銃を所持しておらず、「関西で捨てた」などと話していたという。
県警はまた、福原容疑者の尿から覚せい剤の使用を示す陽性反応を確認した。現場のアパートからはすでに覚せい剤が見つかっており、県警は発砲時にも使っていたとみて調べている。
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY200709040164.html