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2007年09月02日(日) 15時01分

農水相を厳しく批判=野党、改めて辞任要求−公明・太田代表時事通信

 公明党の太田昭宏代表は2日午前のNHK番組で、遠藤武彦農水相が組合長を務める農業共済組合が補助金を不正受給していた問題について、「次から次とこういう問題が出ることは情けない。会計検査院から指摘を受けて、3年間も放置しておいた国や県の在り方も含め、国民から何をやっているんだということになる」と述べ、農水相を厳しく批判した。
 自民党の麻生太郎幹事長は同じ番組で、「(農水相の問題は)政治資金の話とは別の話」と指摘した上で、「(農水相の)説明が世間で通るのかどうかだ」と述べ、農水相の説明などを注視していく考えを示した。
 一方、民主党の菅直人代表代行は「不正受給を受けていた組合の責任者を長年務めていた人物が責任官庁の責任者になるのがふさわしいか。農水相の説明では納得できない」と辞任を求めた。さらに、「必要ならば証人喚問とか関係者に聞いた上で、疑念が晴れない場合は、問責も出てくる」と述べ、農水相問責決議案の参院への提出も検討する方針を強調した。
 共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首も農水相の辞任・更迭を要求、応じなければ問責決議案を提出する必要があるとの考えを示した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070902-00000050-jij-pol