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2007年09月01日(土) 14時55分

岩城官房副長官、個人献金50万円をパーティー収入と誤記載産経新聞

 岩城光英官房副長官(参院福島選挙区、自民党)は1日昼、首相官邸で記者会見し、自らの政治資金管理団体が、支援者から受け取った個人献金50万円を政治資金収支報告書に「パーティー収入」として記載していたため、「寄付」に訂正したことを明らかにした。
 岩城氏によると、平成17年11月中旬、支援者から50万円の寄付を受けたが、同月下旬に政治資金パーティーがあったことから、事務所担当者がパーティー券代だと思い込み、報告書に「パーティー収入」と記載したという。ただ、支援者にはパーティー券1枚(2万円分)しか渡しておらず、パーティーへの出欠は確認できていないという。
 支援者が、政治資金規正法による税制上の優遇措置を受けるため、「個人献金の証明書をほしい」と事務所に申し出たことから、記載ミスが発覚した。
 岩城氏は会見で、「担当者の事務処理上のミスであり、虚偽記載とは思っていない」と釈明し、副長官を辞任する必要はないとの考えを示した。

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