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2007年08月31日(金) 16時15分

罪滅ぼし?万引き少年、ひったくりグループ逮捕をアシスト産経新聞

 万引きで交番に任意同行された少年が手配中のひったくりグループの似顔絵を見て「中学の先輩だ」と証言したことからひったくり事件の容疑者が逮捕されていたことが分かった。
 警視庁少年事件課に窃盗の疑いで逮捕されたのは川崎市の男子生徒(15)らいずれも中学3年の少年3人。
 少年らは「おばあちゃんは追いかけてこない」と徒歩の高齢女性ばかりを狙って自転車でひったくりを繰り返していた。
 調べでは、少年らは5月29日午後6時15分ごろ、東京都大田区の路上で帰宅途中の無職女性(68)の現金1万5000円入りの財布をひったくるなどした疑い。
 警視庁では、この犯行後に逃走する少年らを目撃した女性の協力を得て2人の似顔絵を作成。周辺の交番に配布していた。蒲田署大鳥居駅前交番に6月6日、レンタルビデオを万引きしたとして同行されてきた少年が似顔絵のうちの1人が先輩だと気付いた。
 逮捕された少年は「自分たちがやったと絶対にばれないと思っていた」と話しているという。

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