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2007年08月31日(金) 14時01分

参院選・小林温氏派の公選法違反:対応は担当弁護士に 無罪目指し自民県連 /神奈川毎日新聞

 ◇自民県連が方針
 参院選神奈川選挙区で再選を果たした小林温氏陣営の選挙違反事件で、自民県連は30日、横浜市中区の県連事務所で選対本部執行部会議を開き、公職選挙法違反(買収)罪で起訴された出納責任者らの無罪判決を目指し、事件の対応を担当弁護士に委ねる方針を確認した。
 会議は参院選後初めてで、県連や横浜、川崎両市連から約20人が出席。菅義偉県連会長は欠席した。終了後に報道陣の取材に応じた竹内英明県連幹事長によると、出納責任者らの担当弁護士が事件の経過を報告し「今後1カ月ぐらいの間に公判が行われるだろう」との見通しを示した。また、小林氏が公の場に姿を見せていないことについて竹内幹事長が「捜査に支障をきたしてもいけないし、弁護士の意見も尊重したうで文書でのコメントだけにした」と説明、了承を得たという。
 また県連内から「公選法の規定が分かりにくい」との意見も出ているため、同法の勉強会を開くなどして意見集約を図り、党本部に法改正などを提案することになった。【山下修毅】

8月31日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070831-00000173-mailo-l14