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2007年08月31日(金) 15時03分

<群馬死体遺棄>殺害現場のマンションの床張り替え毎日新聞

 群馬県内で東京都新宿区の不動産会社社長、冨田威裕(たけひろ)さん(29)の他殺体が発見された事件で、冨田さん殺害現場とされる新宿区内のマンションの床が張り替えられていたことが警視庁捜査1課と高島平署の調べで分かった。同課は会社役員、篠沢大介容疑者(36)=死体遺棄容疑で逮捕=らが殺害の証拠を隠滅するため床を張り替えた可能性が高いとみて調べている。
 調べに対し、会社役員、黒木樹(たつる)容疑者(41)=同=は、冨田さんが行方不明になった当日の5月31日夜、このマンションにいたことを認め「篠沢容疑者がロープで首を絞めるのを見た。現金80万円やるから手伝ってくれと言われ現場に行った」と供述しているという。職業不詳、高科龍軌容疑者(31)も「篠沢容疑者が殺した」と話しており、同課は否認を続けている篠沢容疑者を追及している。
 冨田さんの遺体は、最終的に板橋区高島平のマンションから、群馬に運ばれた。【鈴木泰広、川上晃弘、佐々木洋】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070831-00000080-mai-soci