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2007年08月30日(木) 21時47分

炎上機の同系列機で座金なし、製造時から?…ANK発表読売新聞

 那覇空港で起きた中華航空機の爆発炎上事故に絡み、事故機と同系列機(ボーイング737—700型機)を運航するエアーニッポン(ANK)は30日、保有する13機のうち1機で、左主翼前端の可動翼(スラット)内部のボルトに、脱落を防止する留め具のワッシャー(座金)が装着されていなかったと発表した。

 同機の就航後、同社はこの部分に一度も触れておらず、製造時から座金がなかった可能性もある。

 国土交通省では「このまま飛行を続けていればボルトが脱落した可能性も否定できない」と判断、米連邦航空局(FAA)に通報し、原因究明を要請した。

 同社や国交省によると、問題が見つかった機体は今年1月に米ボーイング社から納入され、国内線や国際線で就航している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070830-00000015-yom-soci