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2007年08月30日(木) 01時09分

玉沢元農相代表の党支部、領収書5重計上…政倫会長辞任へ読売新聞

 玉沢徳一郎・元農相が支部長を務める自民党岩手県第4選挙区支部が県選管に提出した2003年の政治資金収支報告書で、領収書3枚を複写して改ざんし、計10枚分として377万円余を計上していたことが29日、わかった。

 同じ領収書を5回にわたって利用したケースもあった。同支部は改ざんを認め、「近いうちに訂正を届け出たい」としている。

 報告書は04年3月に提出された。同支部は、盛岡市の印刷会社に支部会報の印刷などを依頼した際の領収書3枚をコピーし、日付やただし書きの部分を書き直して新たに計7枚の領収書を作っていた。このうちの5枚は領収書に記された通し番号がすべて同じで、金額も36万7500円と同額だった。印刷会社は「同じ通し番号の領収書を複数出すことはありえない」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000113-yom-soci