記事登録
2007年08月29日(水) 19時02分

「ホカロン」発熱続かず=景表法違反で排除命令−公取委時事通信

 使い捨てカイロ「ホカロン」の発熱が続く時間が、表示より短い場合があるのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は29日、ロッテ健康産業(東京)に再発防止を求める排除命令を出した。
 問題の商品はホカロンと「ホカロンミニ貼るタイプ」など4種類。公取委によると、40度以上の発熱が続く時間は、製造直後は表示通りだが、古くなるにつれ短くなる。約4年間の有効期限間際になると、表示の約22〜75%だけ。ホカロンミニ貼るタイプは表示が9時間で、実際はわずか2時間だった。

【関連記事】 「カシミヤ100%」は誇大表示=セーター販売の2社に排除命令
【関連記事】 「イオン洗いおけ」に排除命令=「浴室のカビ防止」は誇大表示
【関連記事】 「ヘナ」髪染めに誇大表示=含有量はわずか
【関連記事】 「琉球ガラス村」に排除命令=最高8割はベトナム製

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000136-jij-soci