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2007年08月29日(水) 03時05分

闇サイト殺人、神田容疑者が主導「顔見られたら殺そう」読売新聞

 名古屋市千種区で24日夜、帰宅途中の同区、契約社員磯谷(いそがい)利恵さん(31)が拉致され、殺害された事件で、愛知県警に死体遺棄容疑で逮捕された3容疑者のうち、犯行を主導したのは同県豊明市栄町、新聞勧誘員神田司容疑者(36)だった疑いの強いことが28日、県警特捜本部の調べで分かった。

 神田容疑者はハンマーなどの凶器類を自ら準備したとみられ、犯行前から「顔を見られたら殺そう」などとほかの2人に指示していた。特捜本部では、磯谷さん殺害に至る詳細な経緯を調べている。

 3容疑者が知り合うきっかけとなったインターネットのサイト「闇の職業安定所」には、住所不定、無職川岸健治容疑者(40)が犯行仲間を募る書き込みをし、これを見た神田容疑者と名古屋市東区泉、無職堀慶末(よしとも)容疑者(32)が連絡、グループが形成された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000201-yom-soci