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2007年08月28日(火) 20時32分

額賀財務相代表の自民支部、10年未登記=新築後の建物、「業者任せ」−茨城時事通信

 内閣改造で27日に入閣した額賀福志郎財務相(衆院茨城2区)が代表を務める自民党茨城県第2選挙区支部(茨城県行方市)が、事務所の建物を新築した約10年前から登記していなかったことが28日、分かった。同支部は「建築業者に必要な手続きを任せていた。固定資産税は払っていたので、登記されていると思っていた」としている。
 同支部や、同支部の2005年の政治資金収支報告書によると、同支部は1997年11月に約2145万円で、2階建ての事務所(床面積158平方メートル)を新築。土地は額賀財務相の支持者が所有し、借地代として、同支部は地主に月8万5000円を支払っているほか、同市に固定資産税を年間6万3500円納めているという。同収支報告書には資産としてこの建物を記載していたが、登記はしていなかった。 

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