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2007年08月25日(土) 14時40分

ストーカー「やめられず」立川署巡査長、被害者知人に告白読売新聞

 警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が飲食店従業員の佐藤陽子さん(32)を射殺した後に自殺したとみられる事件で、友野巡査長は今年5月、佐藤さんの知人に佐藤さんへのストーカー行為をとがめられた際、「わかっているが、やめられない」などと悩みを打ち明けていたことがわかった。

 友野巡査長はこのころから思い詰めた表情を見せることが多くなり、事件直前には周囲が驚くほど体重が減っていたという。同庁は、同署の管理職らが、心身に明らかな異常を見せていた友野巡査長に、なぜ交番勤務を続けさせたのか、特別監察を実施して調べている。

 佐藤さんが利用していた東京・国分寺市内の飲食店の男性経営者(35)によると、友野巡査長は今年5月、この店を2度にわたって訪れ、「佐藤さんのことが好きだ」「交際相手がいることも知っているが、どうしたらいいか」と相談を持ちかけていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000004-yom-soci