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2007年08月24日(金) 22時01分

「茨城産」シジミに韓国産など混入、偽装5社に改善指示読売新聞

 農林水産省と茨城県は24日、「茨城県産」と表示したシジミに、韓国産や北朝鮮産を混ぜて販売していたなどとして、水産大手「マルハグループ本社」の子会社「大都魚類」(東京都中央区)と、茨城県内のシジミ問屋4社の計5社に、日本農林規格(JAS)法に基づき改善を指示した。

 9月25日までに再発防止策の提出などを求めている。

 農水省によると、複数の原産地のシジミを混入した場合、割合の多い順に表示しなければならない。しかし、茨城県内のシジミ問屋4社は、外国産と同県涸沼(ひぬま)産のシジミを混ぜて「茨城県産」「涸沼産」と偽るなどし、大都魚類などに販売。大都魚類は偽装を指示し、昨年6月からの1年間に約79トンを売っていた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070824i515.htm