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2007年08月24日(金) 10時50分

木村建設社長が控訴断念 有罪判決確定へ 耐震偽装事件朝日新聞

 耐震強度偽装事件で詐欺と建設業法違反(粉飾決算)の罪に問われ、懲役3年執行猶予5年の判決を受けた木村建設(熊本県八代市、破産)の木村盛好社長(75)は24日までに控訴を断念した。弁護側によると、判決に不服はあるが「高齢で、会社もなくなってお金もなく、裁判を続けられない」と判断したという。

 10日の東京地裁判決は、姉歯秀次被告(50)が多数の物件で計算書を改ざんしたとの情報により自社の姉歯物件でも、安全性が確認されていないことを高度の蓋然性(がいぜんせい)をもって認識していたと指摘。05年11月の奈良のホテルの工事代金受領の際、代金請求を従業員にやめさせる義務を怠った「不作為の詐欺」の成立を認めた。

 公判で木村社長は詐欺罪について無罪を主張してきた。同社元役員によると、判決後、木村社長は「詐欺とされた判決には納得いかない。無念だし、断腸の思いだが……」と語ったという。

http://www.asahi.com/national/update/0824/SEB200708240002.html