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2007年08月23日(木) 15時26分

元信者が統一協会提訴 4億6千万の賠償求める産経新聞

 霊感商法による強引な勧誘で高額な壺などを購入させられたとして、京都府木津川市の男性(52)と妻(48)ら3人が、世界基督教統一神霊協会(統一教会)と幹部信者を相手取り、総額約4億6000万円の損害賠償を求める訴えを23日、京都地裁に起こした。
 訴状によると、3人は「不幸の原因はすべて先祖のせい。指示通りにしなければ家系が途絶える」などと信者に繰り返し言われ、次々と物品の購入などを強要。木津川市の夫婦は平成6年から18年までの間、献金など約1億7000万円の被害を受けた。原告側は「正当な宗教活動の範囲を逸脱した不法行為」と主張している。
 統一教会広報部は「訴状が届き次第、今後の方向性を検討したい」とコメントした。

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