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2007年08月23日(木) 12時01分

「白い恋人」賞味期限改ざん、北海道が石屋製菓を行政処分読売新聞

 チョコレート菓子「白い恋人」などの賞味期限改ざん問題で、北海道は23日、メーカーの「石屋製菓」(札幌市)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき再発防止を指示する行政処分を行った。

 9月25日までに点検体制の整備など具体的な改善措置を報告するよう求めた。

 道庁で山本邦彦副知事から指示書を交付された同社の石水勲社長は「処分を重く受け止め、1日も早い信頼回復に努める」と答えた。

 道は指示書で、<1>1度表示した賞味期限を過ぎた商品に、新たな期限を再表示しての販売中止<2>原因究明と再発防止<3>経営陣、全従業員の食品表示に関する知識習得とJAS法順守<4>品質表示に関する点検体制の整備——を求めている。

 また、JAS法違反には当たらないものの、「白い恋人」やミルフィーユ菓子「美冬」などで発覚した賞味期限の二重設定についても、道は農水省ガイドラインに沿って適切な期限設定を求めた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070823i203.htm