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2007年08月22日(水) 00時01分

床に寝た女性を撃つ=居住者の32歳と確認−巡査長が射殺、自殺・警視庁時事通信

 東京都国分寺市東元町のアパート一室で、警視庁立川署地域課の友野秀和巡査長(40)が女性を射殺し、自殺した事件で、巡査長が強引に部屋に入った形跡はなく、床に寝ていた女性を撃った疑いのあることが21日、警視庁の調べで分かった。
 同庁は女性が居住者の飲食店従業員佐藤陽子さん(32)と確認。巡査長が心中を図ったとみて、殺人容疑で動機などを調べる。
 調べによると、佐藤さんは腹部と胸の2カ所を撃たれていた。弾は貫通し、床に2発食い込んでいた。佐藤さんは寝た状態で、巡査長が上から撃ったとみられる。
 佐藤さんは普段着姿で、着衣の乱れや争った跡はなかった。巡査長が部屋に侵入したとはみられず、佐藤さんが招き入れた可能性がある。
 巡査長は左胸を1発撃っており、拳銃は右手のそばに落ちていた。制服姿で、あぐらをかくような状態であおむけに倒れていた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070821-00000223-jij-soci