男性変死体、市立病院に運び込まれる　大阪・豊中（朝日新聞）

2007年08月22日(水) 12時03分

　２２日午前０時１０分ごろ、大阪府豊中市柴原町４丁目の市立豊中病院から「男性の変死体を３人の男が搬送してきた」と豊中署に連絡があった。遺体の顔面などに激しく殴られた跡があり、府警は殺人事件とみて捜査している。男３人は立ち去ったが、このうち暴力団組員の男（５８）を近くで見つけ、事情を聴いている。

　捜査４課などによると、男性は大阪市内の元暴力団組員（５９）とみられる。肩には入れ墨があり、上半身裸で半ズボン姿だった。所持品などはなかった。

　男３人は２１日午後１１時５０分ごろ、乗用車で病院の救急外来に男性を運び、「息をしないので診てほしい」などと話したという。事情聴取を受けている男は「道ばたに倒れていたのでマージャン仲間と運んできた」などと説明しているという。