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2007年08月21日(火) 16時52分

警官心中? 巡査長が拳銃で自殺 知人女性も死亡…東京毎日新聞

 21日午前10時40分ごろ、東京都国分寺市東元町のアパートの室内で、警視庁立川署地域課の友野秀和巡査長(40)=あきるの市瀬戸岡=が制服姿で拳銃で自殺しているのが見つかった。この部屋に住む巡査長の知人とみられる女性(32)も腹を拳銃で撃たれて死亡していた。拳銃は警視庁から貸与されたものだった。巡査長は20日夜から夜勤に就いていたといい、同庁は巡査長が勤務中に女性を撃った後で自殺したとみて調べている。
 同庁によると、友野巡査長は手に拳銃を持っており、左胸に銃弾が1発命中してあお向けに倒れていた。女性は腹と胸を3カ所撃たれていた。現場の状況から、巡査長が向かい合って床に座っていた女性を撃った後で自殺したとみられる。室内は整然としており、玄関ドアは施錠されていなかった。
 友野巡査長は20日午後3時半ごろ、同僚とともに交番勤務に就いた。同9時半ごろ、「ホームレスが寝込んでいる」との通報を受けてバイクで1人で出動したが、朝になっても戻らなかったという。同庁が午前5時ごろから行方を探し始め、立川署内のロッカーから女性の名刺が見つかったため、女性のアパートを確認したところ、室内で2人が死亡していた。
 アパートの大家の話しによると、20日午後9時半〜10時の間に、拳銃の発砲音3発が聞こえたという。友野巡査長は独身だった。女性は飲食店従業員と見られる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070821-00000017-maip-soci