2007年08月19日(日) 08時32分

ガンダムねぷた見参　千葉・幕張、「キャラホビ２００７」が開幕（フジサンケイ　ビジネスアイ）

　高さ１１メートルの「ガンダムねぷた」が辺りを睥睨（へいげい）すれば、４メートルの「ボトムズ」も重量感で見る者たちを圧倒する。アニメーションやゲームのキャラクター関連商品が集まる「キャラホビ２００７」が１８日、千葉市美浜区の「幕張メッセ」で開幕。早朝から詰め掛けた来場者は、会場内に置かれた巨大キャラクターに驚き、好きなキャラクターグッズを買い求めて大行列を作っていた。

　場内でもひときわにぎわっていたのが、７９年の放送開始から３０年近くがたった今も根強い人気を持つ「機動戦士ガンダム」の関連コーナー。バンダイナムコグループで作るブースには、１０月からスタートする新番組「機動戦士ガンダムＯＯ（ダブルオー）」の情報を紹介するコーナーがあって、熱心なファンが詰め掛けていた。１１メートルの「ガンダムねぷた」は、４日から８日まで青森県五所川原市の祭りに参加したもの。１５０万人近くを動員した祭りでも目玉となった巨大ガンダムの首都圏初お目見え。来場者はファンに限らずその迫力を堪能した。

　８３年の放送から四半世紀近くがたった「装甲騎兵ボトムズ」も、今秋に最新のビデオ専用作品が登場することからブースを展開。アーティストの倉田光吾郎氏が鉄板を溶接して作り上げた、作品の設定と同じ４メートル近くある「ボトムズ」が展示され、関心を集めていた。「キャラホビ２００７」には他にも出版社、おもちゃメーカーなどが出展して最新のキャラクター商品を展示・販売したり、話題の作品を披露している。１９日も開催。入場料は１５００円。

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