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2007年08月17日(金) 16時00分

米兵の自殺者が増加=イラク戦長期化が影響か時事通信

 【ロサンゼルス16日時事】米陸軍当局は16日、2006年の兵士の自殺が99人に上ったことを明らかにした。兵士10万人に対する自殺率は17.3人で、米メディアによると、自殺に関する調査を始めてからの26年間で過去最高を記録した。
 兵士の自殺は04年が67人、05年が87人と増加傾向をたどっている。
 自殺者の約3分の1がイラク戦かアフガニスタン戦に派兵された兵士だった。専門家は、危険な戦地への駐留期間が長いほど、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを負う危険性が高まると指摘している。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070817-00000095-jij-int