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2007年08月14日(火) 21時55分

7教室閉鎖の明聖アカデミー、返還不能の受講料7億円に読売新聞

 大学受験予備校「明聖アカデミー」(本社・東京都文京区)の中野俊一代表が14日、名古屋市内で記者会見し、業績不振のため全国7か所の教室を閉鎖して自己破産の手続きを進めていることを謝罪するとともに、返還できない見通しの受講料が約7億円に上ることを明らかにした。

 中野代表によると、約1600人の受講生の大半が、受講料を支払ったものの、受講できていない授業があるという。負債総額は約13億円に上る見通し。

 一方、7教室のうち東京校と京都校の受講生については、学習塾「私塾」(本社・京都市)が来年3月を限度に、希望者の無償受け入れを申し出ていることを明らかにした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070814ic21.htm