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2007年08月13日(月) 07時00分

豊胸手術の女性、自殺率3倍=心理的問題、解消されず?−米調査時事通信

 【シリコンバレー12日時事】米医学専門誌アヌルズ・オブ・プラスティック・サージェリー8月号に掲載された調査報告によると、豊胸手術を受けた女性の自殺率が一般平均の3倍に達することが分かった。1965〜93年に手術を受けた3527人を追跡調査した。
 豊胸手術と自殺との因果関係は解明されていないが、調査報告を執筆した大学教授は米紙に「手術を受けた女性の多くが心理的な問題を抱えており、手術後もその状況が改善しなかったのではないか」との見方を示した。
 米国では、出産後に体形を元に戻したい母親と外見的な若さを維持したいベビーブーマー(団塊世代)を中心に美容整形が人気で、2006年の美容整形手術は過去最高の約1100万件に達した。中でも豊胸手術が最も多かった。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070813-00000011-jij-int