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2007年08月11日(土) 21時05分

日航事故から12日で22年 犠牲者をいたむ灯籠流し朝日新聞

 日航ジャンボ機墜落事故から12日で22年。11日夜は、群馬県上野村の神流川で、犠牲者をいたむ灯籠(とうろう)流しがあった。今年は「安心・安全な明日を願う市民の灯籠流し」をうたい、慰霊登山に初めて臨む鉄道事故などの遺族や英国人研究者ら多彩な顔ぶれで、空と地上の安全を祈った。

神流川に灯籠を流し、手を合わせる人たち=11日午後6時56分、群馬県上野村で

 地元のボランティアのアコーディオンやオカリナが響くなか、故人の名前や伝えたい思いを書いた灯籠を水面に流した。23回忌を迎え、遺族でつくる「8・12連絡会」事務局長の美谷島邦子さん(60)は「22年というのは、やっとこれまでを振り返ることのできる月日」と語った。

http://www.asahi.com/national/update/0811/TKY200708110255.html