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2007年08月08日(水) 23時38分

「地震は実験」発言の宮教授、経産省の対策委員を辞任読売新聞

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の地震トラブル問題を検証する経済産業省の「中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会」で、自衛消防や連絡体制について専門的な検討を行う作業部会の責任者に指名されていた宮健三・法政大大学院客員教授が、6日付で委員を辞任していたことが分かった。

 柏崎市内で8日開かれた同委員会で報告された。理由は一身上の都合という。

 宮氏は今月2日、座長を務めていた新潟県の専門家委員会で「(地震は)歴史的な実験だったかもしれない」と発言。地元から問題視する声が相次ぎ、翌3日に県の委員を辞任している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000114-yom-soci