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2007年08月06日(月) 20時02分

高砂親方、朝青龍と面談=別の精神科医が診察へ−大相撲時事通信

 大相撲の横綱朝青龍(26)の師匠、高砂親方(元大関朝潮)は6日、都内の自宅で謹慎中の朝青龍を訪れ、1日に日本相撲協会の処分が出てから初めて面談した。
 15分程度会った高砂親方は、朝青龍の様子を「かなり憔悴(しょうすい)していた。いつも多弁なのに、あまりしゃべらず、声を掛けても『頑張る』との言葉ぐらいしか出ない」と説明。まだファンへの謝罪を口にしていないが、「治療してからでないと記者会見も無理」との印象を語った。
 同親方からは「ここで『参った』と言ってしまっては負け。もう少し辛抱して頑張ろう」と言葉を掛けたという。
 5日に往診した精神科医が「抑うつ状態」などの所見を示し、モンゴル帰国を勧める意見を述べたが、同親方は「本人もおれも一切そのこと(帰国)は言っていない」としており、この日は話題にしなかったようだ。
 今後の治療については、近日中にも相撲協会の医務委員会を通じて別の精神科医に診察を依頼し、新たな診断を受けて北の湖理事長(元横綱)に報告する考えを示した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000160-jij-spo