記事登録
2007年07月31日(火) 13時24分

投票者数よりも比例票1枚多く読売新聞

矢巾町、二重交付?

 矢巾町で行われた参院選の開票作業で、比例選の投票総数が投票者数を上回るというミスがあった。これにより、票の数え直しなどの確認作業で、町選管の開票作業が終了したのは30日午前3時4分となり、県全体の確定時間は3時45分となった。

 同町では、比例選に投票した有権者が1万3767人。ところが開票・集計の結果、投票総数は1万3768票だった。このため、票が開き終わった29日午後11時40分以降、5回数え直したが、やはり投票総数が1票多かったため、最終的に「持ち帰り・その他」の数を1票減らすことでつじつまを合わせ、開票作業を終了させた。

 同町選管は、「1人の有権者に投票用紙を誤って2枚交付してしまった可能性が高いと考えられる」とし、今後、各投票所での作業状況を点検し、投票用紙の2重交付がなかったかどうかを確認する。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news003.htm