記事登録
2007年07月31日(火) 19時17分

<公取委>カシミヤセーターで不当表示…2社に排除命令毎日新聞

 高級素材のカシミヤを使用した中国製のセーターなどを巡り、カシミヤ混用率が表示の半分以下だったのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして公正取引委員会は31日、小杉産業(東京都中央区)と丹羽幸(名古屋市)の2社に排除命令を出した。
 公取委によると、小杉産業は05年10月〜今年1月、百貨店や量販店向けに「カシミヤ50%」と表示したセーターとベストを計約3万6000着販売したが、実際の混用率は1.6〜25.5%だった。丹羽幸も06年10月〜今年2月に「カシミヤ100%」表示のセーター11品目を量販店向けに計約2万1000着販売したが、実際の混用率は16.1〜26.4%だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000064-mai-soci